ドイツで流行の5Lのミニ樽、ビヤホールでの様な泡が出てくる。最初に樽の上のノブを回して高圧ガスを抜き、後は樽下にセットされている注ぎ口(赤いノブ)を引き出して左に回せばビールが出てくる。0.5Lの白ビール専用グラスで飲み干すと、また注ぎに行くを繰り返す。大抵5Lは2日間で飲んでしまうが、このミニ樽自体は使い捨て(スプレーの様に穴を開けてから、「不燃物」として捨てる)で、邦貨で約千円程度。ビールの造り酒屋に行きたいのだけれども 「時間が無い」「仕事が詰まっている」 がミックスした理由で行けないような際の折衷案としての「家呑み」に重宝する。案外に楽しく、冷蔵庫の戸を開ければ美味しいビールが 「タダ」でお代わりできるのだから文句は言うまい。工夫をすれば楽しめる事は見つかるもの。
但し、このミニ樽はそのような事を想定してではなく、知り合いが来た時に一緒に飲む為の買い置き。2人で5Lはドイツでの適量、3人で5Lだと「物足りなさ」が残ってしまうので急な訪問客がある際は瓶ビールで補ったりするが、やはり樽から注いだビールの方が美味いし、小さくても樽は樽だから見栄えがして、場に華を添えてもくれる。