イベントレポート

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令和3年度 東京都赤十字二輪奉仕団&赤十字飛行隊大阪支隊合同訓練




コロナにばかり気を取られるが、災害はいつでも不意に発生する。今回は首都圏で大規模災害が起きたとの想定で、赤十字飛行隊大阪支隊のヘリが奈良県エンデューロパークで被災地向け緊急支援物資を積載して会合地点に向かう一方、地上では東京都赤十字二輪奉仕団が東京より会合地点に先行し着陸場所を確保。会合後受け取った緊急支援物資をバイクの機動性を活かしながら首都圏被災地の各所に地上搬送するシナリオの合同訓練を日本飛行連盟三保飛行場を会合地点として実施した。




地上では着陸に先行し二輪奉仕団が風向や滑走路上の状況その他で着陸誘導地点を決め、ヘリの特性や危険性を確認し、マーシャルや警戒員、物資受け取り員、写真班、無線班などが各人に割り振られた。




当日は晴れていたが、南から軽風が入り視程が今一つで富士山は正面にあるのだが写真で捉えることはできなかったものの地上誘導員、警戒員のサポートの中ヘリコプターはランウエー15に11時10分 春めいた柔らかい風の中で着陸した。




大型バイクに積みやすいようみかん箱程度の大きさにダンボールで纏められた緊急支援物資は、二輪奉仕団の隊員に手渡された。




その後二輪奉仕団は東京に向かう前に、三保飛行場の滑走路上の浮き砂利の路面状況を被災地の悪路と見立ててパイロンを使って、低速、ハンドルフルロックの切り返しなどの高レベルな運転技術の維持訓練が行われた。

並河委員長はBMW Motorrad公認インストラクター資格をドイツで取得しており、二輪奉仕団員に昼食を挟み2時間程度熱心に指導した。また、今回並河委員長は赤十字飛行隊大阪支隊の支隊長を兼務しているので、円滑に補完し合える両組織がそれぞれの役割を理解し行動することで、安全で効果も大きく効率的な活動を展開できるとの持論から企図された訓練である。




その後総括が並河支隊長より行われ、機体は14:30二輪奉仕団の誘導で離陸し、奈良県エンデューロパークへRW15で離陸した。二輪奉仕団はシュミレーションを再開し被災地各所に地上から緊急支援物資を搬送するミッションに取り掛かった。




技量の維持向上は不断の努力を必要とするためこのような訓練拠点が赤十字飛行隊にあることは大変意義を感じました。また、日本飛行連盟の加藤事務局長におかれましては当日も朝早くからご参加いただき情報や御指導他、ご助力を頂きました。飛行隊大阪支隊、東京都二輪奉仕団とも大変感謝しております。ありがとうございました。また、これらの活動に興味をお持ちいただける方は、東京都二輪奉仕団の募集要項、ホームページトップページ中段、「隊員大募集詳細はこちらから」を是非ご覧ください。



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