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- BMW Motorrad Club Japan 赤十字バイクレスキュー隊 イベントレポート
- 2019年度 東京都二輪奉仕団&赤十字飛行隊大阪支隊=被災地支援合同訓練
令和元年も年の瀬、近畿地方で広域大規模災害が発災したため被災地集積地を奈良県生駒市の施設(Enduro Park Japan)に設定して、赤十字飛行隊が支援物資を空輸し、地上で待機していた東京都赤十字二輪奉仕団にリレーして、四輪では走行がままならなくなった被災地の荒れた道路状況でも、より高度な機動性を持ったバイクで走破し各戸に支援物資を配布するという設定で合同訓練を実施した。
赤十字飛行隊大阪支隊のヘリコプターが支援物資を搭載してリレー中継地点に飛来。
東京都二輪奉仕団が着陸したヘリコプターに向け集合。
赤十字飛行隊大阪支隊から支援物資が東京都二輪奉仕団にリレーされた。
その後受け取った物資を届けに各戸に向けそれぞれの目的地に分散して、荒れた道路状況の中で走行するかもしれないとの想定で、オフロードトレーニングを実施した。

今年も風水害、台風などで大きな被害が多発しており、災害が年々ひどくなってきている実感があり、そろそろ訓練ではなく本物の出動要請が来るかもしれないとの肌感覚の予感から訓練にもさらに力が入ってきています。そうした中、今年新設されたEnduro Park Japanは普段機会の少ないオフロードの訓練を最高の環境で実践でき、当奉仕団の並河委員長がBMW Motorrad Rider Trainingの公認インストラクターでもあり今回の想定に沿った効果的な指導もいただけた貴重な機会ともなりました。今後もいつでも実働できる運転スキルの醸成を目指し、来年2020年は東海地方で新たに別の施設での訓練を計画中です。