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東京都赤十字二輪奉仕団とは?
2014年に結団された、BMW Motorrad Club Japan内のバイクの機動性を活かした防災支援を行う社会貢献組織。日本赤十字社東京都支部から特殊奉仕団として公認を受けている。東京都の中では初の二輪奉仕団。
お台場のBMWショールームのトレーニングエリアで、今年初となる走行訓練を実施しました。休憩をはさみつつ2時間程度の訓練となりました。講師はBMW公認インストラクターであり、二輪奉仕団の委員長を務める並河氏です。
内容については極低速スラローム、フルロックターン(低速)、転倒からの回復の3項目を主に練習しました。
【1】極低速スラロームは、スピードを上げての通過が危険なガレキの中での走行を想定したものです。
【2】低速のフルロックターンでは、車両を傾けずに円周を描くスキルを身に着けると共に、自分の車両の最少半径を知ってもらうことがねらいです。
【3】訓練途中にバイクが転倒してしまった場合に、焦らずに自分でバイクを起こせるようになることも練習の一部です。
日頃行わない部分のバイク操作に皆さん苦戦している様子でしたが、短時間ながらも終盤にはスキルの上達が見られました。災害時の活動の為には、まず自分自身が被災しないことが大前提です。
路面を信用せず、この訓練で行ったことを元に練習を積み重ねてほしいとの委員長からの言葉で走行訓練が締めくくられました。
二輪奉仕団は、今年も9月に開催される大規模防災訓練への参加を予定しております。 ご自身のバイクとスキルでの社会貢献に関心がある方は、お気軽にBMCJ事務局までお問合せください。