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- BMW Motorrad Club Japan 赤十字バイクレスキュー隊 イベントレポート
- 平成29年度東京都・調布市合同防災訓練

多摩で直下地震が起こったと想定して行われた本訓練。今回赤十字二輪奉仕団は、被害状況把握のための通信機能が不足したという状況のもと、現地支部災害対策本部からの要請により立川救護倉庫及び武蔵野救護倉庫の2施設から通信に必要な機材を運び、調布飛行場にて合流。その後、調布会場まで機材を送り届け交信を試みるという役割を務めました。
武蔵野班と立川班の2班に分かれ、それぞれの倉庫に9時半に集合。
日本赤十字の職員の方から被害状況の説明を受けます。この機会に倉庫の中身の見学も。その後、無線のアンテナと機材を積んで合流地点である調布飛行場へ。移動の間は同じ特殊奉仕団のアマチュア無線で適宜通信を行い合流したのち、それぞれの現状の報告を行いました。
報告後は、隊列を組み全員で多摩川児童公園へ。
当日の道路は混雑していましたが、2輪車の機動性を活かし、それほど遅延することもなく無事目的地の公園に到着しました。
到着後は搬送した機材を使って無線基地局を設営し、被害状況の把握の為に調布南高校、調布病院へと2人1組でそれぞれ団員を派遣し、通信を行いました。
無事交信が成功し、これにてミッション終了。最後は全体講評に参加しました。 訓練後の話し合いでは、災害時の中・長距離間での通信手段の確立が課題にあげられました。
ご自身のバイクで、東京都内で活動可能な方はそのスキルを災害に備える社会貢献活動に活かしてみませんか。ご興味のある方はお気軽に事務局までお問い合わせください。