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- BMW Motorrad Club Japan 赤十字バイクレスキュー隊 イベントレポート
- 東京都・立川市合同総合防災訓練・大規模地震時医療活動訓練

かねてから日本赤十字社東京都支部より参加依頼を受けていたこの防災訓練。当日、朝8時には集合場所の木場公園に団員の皆さんはほぼお揃いでした。天候は小雨。やはりほとんどの方が2日前のMotorrad Daysに参加されており、感想などを語られ、元気そうなご様子でした。辺りには自衛隊の車輌や救急車、救護用テントが集まり、緊張感のある雰囲気でした。
今回の赤十字二輪奉仕団の役目は日本赤十字社が行う災害時医療救護活動の支援として、二輪車による救護物資搬送と、救護要員搬送の2つです。
全員が揃い、打合せの後に駐車場に停めていたバイクを公園内のスタート地点まで持って来ます。続々と集まる大型バイクに、現場にいた自衛隊の皆さんも興味津々で「かっこいいな~」などの声もあがっていました。
9時になると、依頼事項が伝達され、第1班の出動です。東京都庁に向けて出発し、大田区内の大森病院に要員を搬送します。
次に第2班が出動。有明の丘広域防災拠点に物資を引き渡しに行きます。
最後の第3班は、木材埠頭の海上自衛隊護衛艦「いずも」船内で活動中の救護要員に物資を引き渡します。
都心部の道路では交通規制が敷かれ、大きなヘリも飛び、大規模な訓練が展開されていることが感じられました。雨の中でしたが皆さん無事任務を果たして帰還し、講評を受けたのち11時30分ごろに訓練は終了しました。
無線の繋がり具合や、予想を上回る道路の混雑具合、2人1組体制の重要さなど訓練を行ってみて初めて分かることなどもあり、良い経験となったという声も多かったです。またバイクで運べる物資の大きさや、それぞれのBMWバイクの特性を場面毎にどう活かすかも今後の課題になるかと思います。特に今回は時折雨が強く降るようなコンディションの悪い中での訓練でしたが、災害時はどのような天候になるかわかりません。いかなる天候でも活動ができるようにする点では、雨の中の訓練も大事な経験になったのではないでしょうか。
団員の皆様、お疲れ様でした。訓練を通して東京都赤十字二輪奉仕団の知名度も上がったそうです。今後もより一層活動を続けて参ります。
ご興味のある方は事務局までお気軽にお問い合わせ下さい。