今年は1月13日(月)と決まり、いつもの横横道「朝比奈」出口集合です。
快晴の下、三々五々と仲間が集まってきます。今日は寒さも緩み、ポカポカ陽気になりそうな中、尽きないバイク談義を切上げて出発となりました。
いつも混雑を避けて迂回ルートを考えるのですが、何故か今年はスムーズに流れるのでそのまま本ルートでいざ鎌倉へ。行く先はこれも恒例となった、お気に入りの妙本寺です。わが関東のメンバーにとって嬉しいのはシーズンに拘らず、人出も少なくひっそりとした境内です。
Wikipediaによると、妙本寺は、比企谷(ひきがやつ)と呼ばれ、鎌倉時代には比企能員一族の屋敷があったところです。比企能員の娘、若狭局は2代将軍頼家の妻となり、一幡を生むなど源氏とは深い関係を持っていました。
1203年 頼家が病気で倒れると、次の将軍を誰にするかで、千幡(後の源実朝)を推す北条氏と、一幡を推す比企氏の間で争いが起きました。比企一族は比企谷に篭って北条氏らの軍勢と戦うも敗れさったわけです。また都内にある池上本門寺と当山は両山一首制で江戸時代には池上本門寺に住職がおり、1941年(昭和16年)まで続いたそうです。
昨年は山門前で集合写真を撮ったのですが、今年は向う1年の無事故運転を祈願して、そのまま本堂の前でパチリ。次には皆で歩いて、戎様も祭っている本覚寺に参ります。ここは握り福というサイコロのようなお守りが有名ですが、なんと早々に売切れの由。
こちらの謂れをご紹介しますと、山門がある場所の前には、夷堂と呼ばれる堂があり、鎌倉幕府の開闢時、鬼門にあたる方向の鎮守として建てたとされ、天台宗系のものであったそうな。
1274年 佐渡配流から戻った日蓮が一時この夷堂に滞在し、辻説法などの拠点としていたそうです。
さてバイクに戻り、茅ケ崎の「Bikes & Music Cafe Doors」(以下:扉庵)を目指して出発です。扉庵のマスターは“K“乗りさん。本日はランチに2時間ほどを貸切として頂き、毎度厚遇を受けています。
若宮大路を経て滑川交差点からは、湘南道路とも言える国道134号に出ます。このルートは美しい景色の中を由比ヶ浜、稲村ケ崎、江の島と進み、大磯が終点となります。鎌倉から江の島まではお約束の超低速ながら、ベタ凪の海、遠くに伊豆大島を眺めながらノンビリと進み、頃合いの時間に扉庵へ到着しました。
集った20人の善男善女はマスターが用意してくれた、BMOJ特別メニューを頂きながら初参加者の紹介と全員が自己紹介を行いました。今年は若干であっても平均年齢が下がりそうです。
国際色豊かな関東ブロックは日本人だけでなく、フィンランド人のRさんが初参加されるなど新たなメンバーも増えて、我らが関東ブロックは景気回復(?)の兆しあり!今年も大勢のビーマーで、元気に無事故で大いに走りましょう。
以上
松本 一郎さん