東京・足立のYさんからの連絡「7月1日の振替休日に南総方面へ…」を受け、圏央道市原鶴舞ICを起点に、昔ながらの農村風景を残している南総夷隅・勝浦辺を巡る平日のツーリングを企画し、参加者を募りました。
掲示板「関東のビーマー集まれ~!」(http://8520.teacup.com/bmwmojkantou/bbs)での呼び掛けが功を奏し、平日にも拘らず東京・神奈川・千葉から10台の参加となりました。
梅雨の中休みとは言え大気は不安定、丘陵地帯の市原鶴舞IC付近は厚い雲に蔽われ、皆さんが集まり“霊水”に向かう直前に、禊雨の洗礼を受けました。
最初の目的地「熊野(ゆや)の清水」に向け少し走ると雨も通り過ぎ、国道297・県道148(水沼)から右に折れ、小さな里山に囲まれた広い道幅の水沼・山内集落道、集落道45と続くワインディングを快走、流れる田園風景と浮遊感を楽しんで瞬く間に到着しました。
環境庁認定日本名水「熊野の清水」は、別名「弘法の霊水」と呼ばれ、訪れた人は霊水を飲んだり、容器に汲んで持ち帰っています。
霊水のForce(Dark sideにご用心)を得た後は、集落道45から県道147・県道27、そして“Daystar GC道標”を左に折れ、南総広域農道に通じる緩やかなワインディングを、緑の絨毯と化した水田の暑さを和らげる心地よい冷気を受けながら、道の駅「つどいの郷 むつざわ」に向かいました。
道の駅で休憩中、横浜のSさんの愛機「新R1200 GS」の前でLEDヘッドライト他チェックが始まり、皆さん旬のアドベンチャーバイクに、興味が尽きない様子でした。
ランチタイムが迫り、現在茂原への幹線路となった南総広域農道を南下、いすみ鉄道を越えると里山の快走路となり、苅谷から県道82に抜け荒木根ダムを周り佐野の丁字路を右に折れ、国道297から“たけのこの郷”となる、川畑・平沢ダム・平沢たけのこの村を巡る山間と県道177のワインディングを快走、一気に水田地帯の夷隅地域から深緑の山間となる大多喜・勝浦・興津の丘陵地域を走り抜け、県道82でブルーベリーヒル勝浦のカフェレストラン「オーシャンテラス」(電話0470-76-3400)向かい1時間ほどで到着しました。
少人数向きの「オーシャンテラス」は太平洋を望む高台に在り、バイク乗り入れ不可の為、フロントのセンタープレイス駐車場に停めて、送迎車で20万坪の広々としたガーデンヒルに佇むタラソテラピー施設”テルムマラン”等、眺めながら向かいました。
ランチの人気メニューは、“ふわふわオムライス自家製トマトソース”、食事と歓談で楽しい一時を過ごし、テラスで記念撮影後に津久井のRさんは帰宅の途につきました。
最後の目的地、奥養老温泉会員制旅館「水の音倶楽部」の日帰り湯サービスはありませんが、参加された市原のHさんの計らいで利用出来ました。市原のHさんに感謝です。
ブルーベリーヒル勝浦から県道82・山間の県道178で粟又の滝に向かい、養老十字路を左に折れたすぐ先の養老川沿いに「水の音倶楽部」は在り、30分程で到着しました。
横浜のSさんは帰宅の途につきましたので、残り8名が洞窟風呂と川辺の露天風呂の黒湯を満喫し、静寂に包まれた渓谷の中でコーヒーを飲みながら談笑、時を忘れリラックスしました。
「水の音倶楽部」を16時過ぎに出て、養老川沿いの県道81から久留里の山間を県道32・県道160で抜け、給油ポイントの「JAきみつ小櫃味楽園」で解散しました。
参加の皆さん、平日の機会が有りましたら、またご一緒しましょう。
画像は、横浜のSさん、木更津のCさんからの提供によるものです。ありがとうございました。
関東ブロック 兒玉 光男さん