2013年6月30日に、川崎大師自動車安全祈祷殿駐車場で、Riders TrainingをBMOJの新企画として開催いたしました。多くの方々にご参加いただきまして、ありがとうございました。
事前の週間天気予報では、雨マークがちらちら出ていて心配しましたが、さすが参加者のみなさんの日頃の良い行いを想像させていただけるような、雨の気配の無い紫外線の強い曇りとなりました。
当日は1番乗りの参加者の方は、受付開始の1時間半以上前から、門の開くのを待っていただくなど、トレーニングに対する期待を感じながら、受付を始めると見る間に人が集まりバイクも揃ってまいります。
受付の後、祈祷殿の正面にバイクをズラッと並べ、希望者にはまず本日の無事を祈る御祈祷を川崎大師様よりしていただきました。
気の引き締まったところで教室へ移動し、いよいよ本日の講習が開始されます。
講師の山田純氏(BMW Motorrad Rider Training公認インストラクター)による座学を行い、「グッドライダーの為の5か条」という基本のお話のなか、具体的にBMWはこうして扱うとこういう風に良いなど、特にBMWユーザー向け、ビッグバイク向けのお話を、経験や時には論理に基づいて、ちょっとした話から、設計思想の話まで幅広くお話しいただき、早くツーリングや峠に行きたくなるような心持ちにさせられながら(!?)、参加者の方々が熱心にメモを取る姿が印象的でした。
休憩で参加者同士、少々の交流などをはさみ、いよいよ実技です。
皆さん自慢の愛車に跨り、広い会場の奥に設営したトレーニングエリアに移動し整列。降車して、インストラクターの周りに集合します。
今回はエントリークラスの開催なので、普段は恥ずかしくて聞けないようなところから、聞いてみたらそれこそ「目からうろこ」、たぶん自己流のベテランは知らないようなコツも聞くことができ、中には「もっと早く言ってよ!」などと、知らなかったために、失敗を講習より先に経験してしまっていた参加者もいらしたようです。
広いエリアをふんだんに使い、パイロンをあちこちに置いて、通常使わない回転域や操作など、こうした機会ならではの体験をみなさんされたようです。今回の参加者の中には、英語を話されるカナダの出身の方もいらっしゃいましたが、通訳するなど対応させていただけました。また、新型スクーターの方もいらっしゃいました。
講習の充実した緊張感の中、時間も迫り、修了証の授与、集合写真の撮影を行い、つつがなく無事、笑顔で終了することができました。
今回メディアの関係の方も多く参加頂けました。ありがとうございます。BMW Motorrad Japan よりdirector のEkrem Sak様、当会担当の大西様、早瀬様。場所をお貸し頂けました、川崎大師担当の桜井課長様、ご協賛各社様に対し当BMOJ会長の並河勝典より御礼を申し上げさせて頂いておりました。
次回は、更にクラスの回数を増やし、秋の開催を予定しています。ご期待下さい。
(取材参加雑誌)モーターサイクリスト、ヤングマシン、GOGGLE、BMW BIKES、クレタ ※順不同・敬称略
BMOJ事務局 丸山 基成さん